くせ毛、うねり毛、縮れ毛、全ての悩みを抱えた私

髪は女の命をよく言われます。

 

黒い真っ直ぐな髪の女性がシャンプーのCМに登場し、頭をくるっと回すと、これでもかというほどに髪がつやっつやに光ります。

 

あのシーンは私にとったらイジメです。

 

 

赤ん坊の頃の写真を見ると、既にくせ毛でした。

 

といっても許容範囲のくせで、見た感じふんわりと柔らかでした。この柔らかくせ毛は小学2年生まで続きました。

 

当時は髪を肩のあたりまで伸ばし、母にツインテールにしてもらっていました。

 

毛先がくるっとなり、よく大人の女性から「ガイジンさんみたいでかわいいね」と言われました。

 

しかし、母が毎朝ツインテールにするのを面倒くさがって、私をショートカットヘアにしてしまったのです。

 

この時点で、毛質が変わってしまいました。くせ毛はくせになるその先を失ってしまい、短いうねりへと変化したのです。

 

 

うねり毛のショートカットほどやっかいなものはありません。

 

ブラシで梳いてもまとまらないし、雨の日は頭が爆発します。私は学校に行く前に帽子をかぶり、髪がまとまったと判断すると、帽子を脱いで出かけていました。

 

「行って来ま〜す」と言いながら帽子を脱ぐ姿は幼い私の妹のツボに入ったようで、今でも思い出しては大笑いしています。

 

 

うねり毛は高校卒業まで続きました。これを打破するには髪を伸ばすしかない、伸ばせばまた元のふんわりくせ毛に戻るかもという一縷の望みを抱いて、髪を伸ばし始めました。しかし、今度はどういうわけか、縮れ毛になってしまいました。

 

一本引っこ抜くと、アフリカに住む人たちのようにチリチリっと縮れているのです。何でこんなに縮れてしまったのかまったく理由がわかりません。

 

 

その頃通っていた美容院の美容師さんに尋ねたところ、ホルモンの影響で毛質が変わったのかも、と言われました。

 

ホルモンの影響ってなんですか? それを言われて納得するとでも思ってるのでしょうか? 

 

原因不明は全てホルモンのせいにしたがる傾向がありますが、私は、その、見たこともないホルモンが許せませんでした。

 

このまま一生縮れ毛なんて嫌だ、何とかしたいと悩み続ける日々。ロングヘアは横へ横へと広がり、この辱めから解放されるために、いつも一つに丸めて、お団子にしていました。

 

だけど、お団子ヘアというのは飽きるものです。ファッションのよっては全くマッチしない場合もありますし、見ようによってはとても老けて見えます。

 

お団子ヘアとおさらばしたい私は、次なるヘアスタイルを追求すべくファッション雑誌を見まくり、ネットサイトを調べまくりました。

 

 

そしてとうとう、これだと思いものを見つけました。それは、ストレートヘアです。

 

もちろんこれはナチュラルなものではありません。ストレートになるパーマです。

 

縮れ毛はストレートパーマをかけても無駄な抵抗だと諦めていたのですが、ある雑誌に載っていた美容院のビフォーアフター写真を見て、私みたいな縮れ毛でもきれいなるんだと希望を抱きました。

 

早速そのお店に電話をして、「私の毛はホントにホントにものすごい縮れ毛なんです。きっとびっくりしますよ」としっかり前振りをしまいた。

 

美容師さんはそれでも問題ないとおっしゃってくださったので、思い切ってストレートパーマをかけてみました。

 

結果は、やって大正解!

 

驚くほどさらさらになって、人生が一変しました。

 

今は二か月に一度ストレートパーマをかけています。雨の日の憂鬱はすっかりなくなり、幸せです。欠点を上げるとすれば、けっこうお金がかかるということ。

 

そして、髪が傷みやすいので、トリートメントをまめにしなければいけなくなり面倒だということ。

 

 

だけど、だけど、それでも今は幸せです。